『神戸学校online』サロン2020年9月度【ゲスト:田中光敏さん(映画監督)】

神戸学校
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サロン紹介

★月1回神戸で開催している「神戸学校」のオンライン配信サロン『神戸学校online』です。

★サロンに参加申し込みいただくと、当日のライブ配信と、後日アップする録画動画を見ることができます。

【ライブ配信】2020年9月26日(土)13:30~16:00ごろ
【録画(動画)】2020年10月16日(金)にアップ予定。
※配信は予告なく変更・終了する場合があります。

★オンライン配信専用のお申し込みページのため、神戸学校のイベント会場での参加費は含まれません。
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【2020年9月のゲスト】
ゲスト:田中 光敏さん(映画監督)
テーマ:決してあきらめない~積み重なる力は奇跡を起こす~
神戸学校9月は、ゲストに映画監督の田中光敏さんをお招きします。
映画を取り巻く環境は、いつの時代も変化してきました。また、近年は、YouTubeなどの新たなメディアの出現、ネット配信などによる映像作品の享受のされ方、VRなど、技術の革新とともに映像の在り方は、私たちの生活様式や思考の仕方にまで影響を与えています。
映画に関して言えば、今年に入ってから映画館に足を運ぶことができない時期があったり、映画の制作活動そのものが困難となる時期がありました。
しかし、今回お招きする田中光敏さんの作品を通じて感じることは、映画でなくては表現できないこと、伝わらないことがあるということです。

田中さんが“映画の魔力”に魅せられたのは、少年時代、立ち見で大人が並ぶ隙間からある作品を見たことがきっかけだったそうです。大学で映像を学ばれた後、卒業後は膨大なCMや映像制作に携わり、満を持して監督を務められた『化粧師-kewaishi』が、高い評価を受けました。その後、国際的な賞を受けた『利休にたずねよ』、トルコとの合作において日本人として初の監督となる『海難1890』など、歴史に残る映画を世に送り出しておられます。映画の魔力に強く魅せられながらも、この世界に入るには、相当な覚悟をされてのことだったとおっしゃるだけあって、監督のひとつの作品に込める思いは大変深く、制作の裏には、映画と同じくらいの壮大なドラマが隠されています。

神戸学校では、映画に魅せられた少年時代から、監督として映画の世界に入る決意をされた時のことなど、ご自身の人生におけるターニングポイントで考えられたこと、そして代表作のこと、制作時の実に興味深いエピソードなどを語っていただきます。田中さんは映画を通して何を表現したいのか?日本の映画づくりにおける課題や未来、そして最新作『天外者(てんがらもん)』についてのお話もしていただく予定です。どうぞお楽しみに。

田中光敏さん〈映画監督〉プロフィール
1958年生まれ。北海道浦河町出身。(株)クリエイターズユニオンを設立。
CMディレクターとして数多くの作品に携わり、ACC賞、日本放送連盟賞など数多くの賞を受賞。 2010年より北海道浦河町観光大使。2017年より越前あわら観光大使。
大阪芸術大学映像学科教授。和歌山大学国際観光学研究センター客員研究員。

映画デビュー作『化粧師-kewaishi』は、第14回東京国際映画祭・コンペ部門出品最優秀脚本賞受賞作品、 上海国際映画祭招待作品。第27回報知映画賞助演女優賞(菅野美穂)。
第二作目の『精霊流し』は、さだまさし原作の小説を映画化し、 第21回日本映画復興賞奨励賞受賞。第46回ブルーリボン賞助演男優賞(山本太郎)。
三作目にあたる『火天の城』は、歴史的主要人物ではなく裏方に焦点を当てた物語として 新しい時代劇映画として高い評価を得、ムンバイ国際映画祭に招待される。
第33回日本アカデミー賞優秀美術賞・第41回照明技術賞最優秀照明賞受賞作品。
映画監督第四作目『利休にたずねよ』にて、第37回モントリオール世界映画祭・最優秀芸術貢献賞受賞、 第37回日本アカデミー賞最優秀美術賞受賞、優秀作品賞、主演男優賞(市川海老蔵)等 9部門で優秀賞受賞。『利休にたずねよ』の演出力が評価され、 第30回山路ふみ子文化賞、2014年おおさかシネフェスティバル監督賞を受賞。
第五作目の『サクラサク』は、さだまさし原作のロードムービー。 第38回モントリオール世界映画祭のフォーカス・オン・ワールドシネマ部門正式招待作品。 第1回アジア国際映画祭正式招待作品。最優秀監督賞、最優秀女優賞、最優秀音楽賞受賞。
第六作目は、海外との合作映画『海難1890』(日本・トルコ合作映画)。 第39回日本アカデミー賞最優秀美術賞。最優秀録音賞受賞。また、優秀監督賞をはじめ、優秀作品賞等、10部門にて優秀賞受賞。
近々公開予定の最新作『天外者(てんがらもん)』は、明治の時代を駆け抜けた五代友厚を中心とする4人の若者の青春群像劇。

[期間]
2020.09.15 〜
[参加料]
500円(非課税)

フェリシモIDをお持ちでない方はこちら

サロン詳細

【『神戸学校online』について】
・毎月、神戸の会場で開催しているメッセージライブ「神戸学校」をライブ配信または録画配信するものです。
・神戸学校のご参加料は、「あしなが育英会」を通じて、全額が東日本大震災遺児の方々の心のケア活動に活用されています。
・「ライブ配信」「録画配信」の動画ページの映像を撮影、録画、録音、複製、転用することを固く禁止します。

【神戸学校とは】
神戸学校は1995年の阪神淡路大震災をきっかけに株式会社フェリシモがスタートした講演会です。「崩壊した建造物の修復はできない我々にも、人々の心の復興につながるようなことならできるかもしれない。」そう考え、神戸発未来へ「経験と言葉の贈り物」をコンセプトとした講演会(メッセージライブ)を開催しようということになりました。

神戸学校にお招きする方々は、各界でご活躍のオーソリティーです。神戸学校では、「生活デザイン学校」として、神戸の人々や神戸に集う方々が、神戸学校での発見をとおして豊かな生活を積み重ね、豊かな人生を送ることを目指しています。開始以来、200名以上の素晴らしいゲストを毎月お招きしてまいりました。

神戸学校は毎月、神戸市中央区にあるデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)などの会場で開催しています。
会場実施の神戸学校についてご案内とお申込みはこちら>>https://www.felissimo.co.jp/s/kobe2007/1/

※神戸学校は、地域社会や、従業員の自己啓発に貢献したとして2004年に社団法人メセナ協議会主宰「メセナアワード 文化庁長官賞」を受賞しました 。

※神戸学校の参加料の寄付実積について>>https://www.felissimo.co.jp/s/kobe2007/2/

【ともにしあわになるしあわせ wish with】
神戸学校オンライン配信サロンは、フェリシモ「ともにしあわせになるしあわせ wish with」プロジェクトの一環として活動しています。このプロジェクトは、新型コロナウイルスによる多様な課題に対してみなさまとともに取り組むプロジェクトです。いつもの暮らしを取り戻し、また新しい未来を目指すために、フェリシモは「たすけあい」の心でお客さまとともに広く多くの方々と一緒だからこそできる、さまざまな取り組みを継続的に行います。その取り組みを通じて、みなさまご自身が、まわりの方とともにしあわせな生活文化を育み、未来の暮らしを作っていくことを応援します。今回の新型コロナウイルスは日々、状況が変わる中で、助けを必要とされる問題が変わっていきます。みなさまからのご意見やご提案を伺いながら、模索しながら一緒に取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いします。

[期間]
2020.09.15 〜
[参加料]
500円(非課税)

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